ランチにワインを

朝から新しいプロジェクトの打ち合わせが続き、久しぶりで、がっつりランチ。本郷通りへスパゲティを食べに行きました。私はキャベツとからすみの1皿、相棒は菠薐草と桜蝦の1皿。白いポタージュにオリーブオイルをたらしたものが出たので、確かめるとさつまいものスープだという。甘藷独特の甘さはなく上品に仕上がっていました。野菜サラダがついて、食後は珈琲。夜はジビエを出すらしく、「蝦夷鹿半頭仕入れました」との紙が壁に貼ってありました。

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食べ終わって席を立つ頃、白髪の老婦人が、いかにもちょっと仕事を抜けて来た、という感じでふらっと入ってきて、スパゲティを選び、赤ワインをグラスで注文しました。ああいいなあ、と思わず振り返りたくなりました。近所のレストランで、仕事の合間にランチでワインを、なんて理想の老後ではありませんか。

昼酒を呑む能力はもうないので、自分では叶わぬ夢ですが、何となく、いい街に住んでいるような気分になって戻りました。引き続き午後もまたがんがん打ち合わせ。合間には、西片町で買ってきたアップルパイで一服しました。「大人のアップルパイ」という名の、香料の利いたパイです。

打ち合わせたプロジェクトの内容は、近日中に「お知らせ」に出します。