イクメン育成

殆ど20分おきに、終日、ツイッターに投稿している人がいます。若い人が多いが結構年配者もいます。ほかにやる事はないの?もしくは、ものを考えるひまはあるの?と訊きたくなってしまいますが、習慣になれば苦にならないものでしょうか。でも道を歩くときは一旦止めて下さい。

我孫子にある女子大にお勤めの教員で、こまめに投稿している人があります。いかにも若手大学教員らしい日々を窺うことができますが、ある日のゼミで学生たちから、先生はぜひ育休を取って下さい、私たちの時代のお手本になりますから、と励まされたと書いていました。千葉にある女子大で、開学以来2人目の育休を取った後輩(男性)のことは、すでに本ブログに書きましたが、我孫子の女子大の学生たちに、いいぞ、がんばれ、と言いたくなりました。教員本人は、未だその予定はないけれど、それもいいかも、と書いています。未だ他人事のようです。

そうだ、女性たちはそれぞれ、自分の(夫だけでなく)同僚男性に育休を取らせればいい、そうすれば家事育児を引き受けて、その上、組織(業界)の中で落伍すまいと焦る立場がよく分かるはずです。コロンブスの卵とはこのことです。何も大上段で社会と闘わなくても、女性はじりじり闘うことができる。身辺にいる男性にお願いするという形で、イクメンを育成していけばいいのです。ついでに厚労省の職員には、生涯1度は育休(もしくは介護休暇か、それに相当するボランティア休暇)を取ることを義務づけてはどうでしょうか。

世界は、少しずつ変えていくことができる、ひとの力でーていうか、人がちからを出さなければ変えられない。