アレルギー

北区で開業している従妹のクリニックへ、アレルギーの薬を貰いに行きました。日の暮れるのが早いので、風景は殆ど見えませんでしたが、一里塚やゲーテ記念館のある所です。待合室は混み合っていました。蕁麻疹の原因は殆どが判っていない、発症の経緯が解明できればノーベル賞ものだそうです。何度も薬を止めてみましたが、一旦蕁麻疹が出てしまうと、その不愉快さは何ともなりません。

従妹は国際結婚をしていて、1年の3分の1は英国暮らし。皮膚科だから緊急治療はなくて済むものの休診続きなのに、地元の患者さんたちに人気があるらしく、いつも混んでいて、親族の噂などしながら診察して貰うのに気が引けます。

ずっと後になって知ったのですが、彼女は鳥取大学の医学部卒。恩師が厳しい人で、実習では叩かれながら学んだそうです。今では感謝している、と言っていました。骨になればただのカルシウム、お墓なんか要らない、と言うかと思えば、生まれ変わりや霊の存在を信じている、医師にはそういう人が多い、そう考えないと説明のつかないことがいろいろある、とも言っていました。興味本位で訊くことでもないので、黙って承るだけです。