信濃土産

一昨日長野の農産物直売所から送った宅配便が届きました。旅行に出ると、地元で開発した商品や農産物を買ってみるのが習慣です。今回買ったのは―玉葱のジャム(果たして美味しいのか?期待と不安)、洋梨ジャム、ネクタリンのジャム。林檎とワインのドレッシング、林檎ドレッシング、鹿肉のサラミ、手作りアップルパイ。さらに野沢菜の菜の花、アスパラガス、野蒜。絵葉書数枚。

今夜は上記の野菜3種で一杯やりました。菜の花は胡麻油で塩炒めにしたのですが、苦みがつよくて野性的。洗う際にごみを取り除こうとしたら、八重桜の花びらが何片も混じっていたのでした。アスパラガスは太いのに柔らかく、マヨネーズ和えで。野蒜の葉は茹で、根は洗っただけで、嘗め味噌をつけていただきました。小さなアップルパイは、ほどよい甘さでした。

鳥取に暮らしたとき、地元がいかに地下興し(じげおこし)に苦労しているか、しかしそれがいかにしばしば、都会の消費者の感覚からはずれているかを目撃しました。ほんのちょっとしたアイディアで垢抜けするのに、と思う物をよく見かけました。それゆえこれは私なりの地方応援です。

f:id:mamedlit:20170512083646j:plain

新緑の真田邸庭園(山本芳美撮影)