玄界灘のほとりで育った父は、きのこを莫迦にしていました。あれは飢饉の時に食べるもんだ、と言うのです。福岡方言では、きのこを「なば」と言います(毒茸を「なば」と呼んで区別する土地もあるらしい)。湿った触感がよく出ている語だと思います。 山国、…
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