コロナな日々 3rd stage

昨日は突き抜けたような晴天、洗濯物を干しながら見上げると、キラキラ光りながら飛び交うものがある。眼を凝らしてみたら、ハルノゲシや蒲公英や、たくさんの白い綿毛が青空を背景に飛んでいるのでした。

午前中はマンションの管理組合総会。管理費値上げの審議なのに、コロナのおかげで委員以外は僅か7名(14%)の出席でした。窓の外でスカイプ参加した人もいました。午後、買い物に出かけたら、街には若いカップルがうじゃうじゃ。私は実用なので、買う物は決まっているのですが、2人で、あれにする?これにする?とショーケースの前を塞ぎ、並ぶ行列が長くなる。突然がはっ、がはがはと咳の音がするので、ぎょっとして見たら、陳列棚の向こう側からおばあさんがこちらを向いて、マスクを浮かして咳き込んでいる。わっ、たいへん!

近県の医師会が、私たちにも先が見えていないのです(これは正直)、我慢と闘って我慢してください(詩ですか?)という声明を出していますが、専門家集団がこういうアピールをすることに疑問を感じました。さしあたって、「平時ではないんだよ、近間で外出しても普段のデートや散歩とは違うんだよ、自分は発症しなくても病原体保有者だと思って行動しよう」ということを言うべきでしょう。倫理や情緒で人は動かせない。

英国の科学技術国家基金が出した声明の「元へは戻らない」という言葉に共鳴しました(原文は英語)。https://www.nesta.org.uk/ コロナ騒ぎが沈静化(1年後という保証はない)しても、その後の社会は大きく変わってしまっているでしょう。何を残し、何を有益な仕様にしていくか、殊に政治弱者の文系は闘っておかねばなりません。

今朝、友人から、花にデザイン画を組み合わせた、素敵な動画を添付したメールが届きました。この頁でお見せできないのが残念です。