『明日へ翔ぶ』第5集

公益信託 松尾金藏記念奨学基金編『明日へ翔ぶ ―人文社会学の新視点― 5』

が3月19日に刊行されます。お問い合わせは03-3291-5729風間書房まで。

序 『明日へ翔ぶ』発刊を祝う・・・・・・・・・・・・・・・高山英勝
三國志演義』託李評の位相…………………………………………………………五藤嵩也

黄春明が描く台湾社会における、日本統治期の記憶
―小説・『甘庚伯的黃昏』、『莎喲娜啦・再見』から―………………木下佳奈
南宋最初期の科挙とその影響―全国実施の類省試を中心に―………村田 岳
モンゴル国カザフ人社会における天幕型住居内部への装飾行為の

社会的・文化的背景―恥の概念に注目して―………………………………廣田千恵子
カロリング朝期黙示録写本における「マイエスタス・ドミニ」
幾何学的図式の利用と挿絵の連続性について―…………………………龍 真未
異宗教間調和の為の一考察
―インド密教における尊格の取り込みの事例を通して―………………藤井 明 
イラン現代知識人におけるエルファーン…………………………………………村山木乃実
類型論から見た熊本諸方言の特徴 
―西南部九州二型アクセント諸方言との対照から―………………………山田高明

日本語における出来事名詞句の構造とその受動文との類似性…………宮内拓也 
19世紀における範語法を中心とした言語教育方法の展開
―J.ランシエールとF.キットラーの議論を手がかりに―……………………松井健人
読み聞かせ場面における幼児の視線探索パターンに関する

発達科学的研究……………………………………………………………………………………山田 藍 
アメリカ市民性教育における「子どもの声」を通した

学校改革カリキュラムの構造

―シカゴ学区の「子どもの声協議会」を事例として―……………………久保園 梓
“何者か”にならなくともよい「居場所」参加のパラドックス
―おひさま「松山」に関わった大学院生のオートエスノグラフィ―……藤本啓寛
自衛隊海外派遣推進の起源と国連外交 1955-1958……………………………藤田康宏

日本の労働組合ナショナルセンター「連合」の 活動の数量化分析…林 絵里奈
現代日本における水族館―水族館のやろうとしていることと

市民が抱いているイメージ―………………………………………………………………谷 綺音
時代思潮と小説評価の歪曲―永井荷風「地獄の花」の

同時代受容とニーチェイズム―……………………………………………………………清松 大

基金に提出された研究成果報告書
星野麗子 田中里奈、鈴木舞子、田崎優里、中尾恵梨、藤田 周、毛利舞香、森田悠暉、成田愛恵、柴田里彩、羽祢田麻佑、佐野有沙、笠見智慧、都合紗耶、柴田里彩、羽祢田麻祐、佐野有沙、笠見智慧、都合紗耶

跋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松尾葦江

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