イベント中止

高木浩明さんからメールが来ました。本ブログ1/16付でもお知らせしていた、新発見の『源氏物語』に関するシンポジウム(2月29日 於朝日新聞大阪本社)は、COVID2019感染拡大防止のため中止になったそうです。

[本日の朝日新聞朝刊本紙(夕刊でも)とデジタル版で、中止の社告が出ました。https://www.asahi.com/articles/DA3S14379521.html シンポジウム自体は中止ですが、近日中にパネラーだけが集まって座談会を行い、後日、朝日新聞の特集面で報告、その後書籍化する予定です(高木浩明)]

参加の応募者は会場収容能力の2倍を超えていたそうで、落胆する人も多いでしょうが、文字でご覧頂けるまでお待ち頂きたい、とのことでした。

新型ウィルスの影響で、研究会や講演会、シンポジウムなどが次々に中止または延期になっています。これを機会に、遠隔参加の可能なシステムが、文系の学界にも普及するといいですね。以前、栃木孝惟さんの研究会へお邪魔したら、沖縄からTV電話で参加するメンバーもいて、吃驚しました。

学会のYouTubeによる中継、画像を掲載してネット上で資料を検討するSNSなど、やってみてメリットの方が大きい技術革新はどんどん利用したらいいと思います。文科省が文系にも費用をつけてくれるかどうかは、分かりませんが。