銘酒

長野の友人が銘酒を1本、送ってくれました。我が家の名(正しくは、京都の酒の神の名前)のついた酒です。とりあえず仏壇に上げました。

このところ暑い日が続いたので、晩酌に350mlの缶ビールを1週間続けて呑んだら蕁麻疹が出てしまいました。情けない!勿論、酔いもしない量ですが、身体が休肝日を設けろと言っているのだからしかたがない。それゆえ買い物に行っても、旬の蚕豆や鰹のたたきを見ないようにして(美味しい食材を見るとつい、合う酒は何かなと考えてしまう)我慢し、ようやく今夜、砥部焼の蕎麦猪口に半分、試飲しました。肴は、牛と獅子唐を塩だけで炒めたもの、薩摩揚げをさっと焼いて生姜醤油、それに旬のアスパラガスにマヨネーズ、です。

清潔感のある、しっかりした酒です。我が家の流儀は、熱燗なのですが(日本酒好きだった亡父は、上皇が未だ皇太子の頃、立食パーティで飲み物を勧めた時、僕も日本酒、と言われて感激し、お酌したらぬる燗だったそうで残念がっていました)、この酒はこころもち冷たい方がいいかも。今夜はアレルギー止めを服用して、明日はまた休肝日。

隣人から、赤い小さなダニが大量に湧いて困っている、と相談されました。植木の多い我が家が発生源では、と疑われたようです。我が家では例年数匹見かける程度なので、身に覚えがありません。ネットで調べたら、タカラダニという、苔や花粉を食べて、コンクリートの隙間に産卵する種類らしいことが分かりました。人を刺すことはないが潰すとかぶれることがある、と分かり、蕁麻疹の原因はアルコールではなくダニかも、という考えが浮かびました。いやいや、明日はやっぱり、休肝日!