特定健診

区の特定健診を受けに出かけました。かかりつけ医は私より2歳年長なのですが、ぎっくり腰だとかで暫く休診していました。杖をつく姿を患者に見られないように歩いているのに、待合室のばあさんたちは一斉に身を乗り出して見ている。私は眼の隅で他人の表情を見る特技があるので、新聞を読むふりをしながら観察しました。痩せたせいか、がっくり老けた感じで、患者としては、最期を看取って貰えるかしらと心配になりました。診察が進んで、患者を指導しているうちに元気が戻ってくるのが声で判り、医師も教師も同じだな、と苦笑いしました。

胸部レントゲン、血圧、血糖値はその場でOKが出ました。ついでに肺炎の予防注射と肝臓・膵臓腫瘍マーカー検査をして貰いました。胃腸の腫瘍マーカーも頼んだのですが、あれは長い管だから(消化器のことです)カメラで見た方がはやい、と断られました(胃腸科には自信があるらしい)。昨夜、TVで、唾液や尿の検査によって高率で癌を発見できる方法が、実用化寸前まで来ているという番組を視たばかりだったのですが、とりあえず今できる検査だけでもやっておくことにしました。尿を線虫に嗅がせる検査は正答率95%、2020年1月からの実用化をめざしているそうで、もう2年生き延びれば間に合うかもしれません。

パン屋に寄った後、よく晴れた菊坂を上りながら、久しぶりに外で昼食を摂ろうという気になり、小さなロシア料理店でランチを頼みました。開店10周年祝のポスターが貼ってあったので、いつ10周年になったのか訊いたのですが、「いらっしゃい」「ありがとうございました」以外はいつも喧嘩腰のマスターは、ぶあいそに「今年の3月!」とだけでした。