ウェブ版うるし美術館

藤沢保子さんから「藤澤保子うるし美術館」というHPを起ち上げた、との手紙が来ました。藤沢さんは中学の同級生です。おかっぱで、赤いリボンを結んだセーラー服の似合う人(中学には制服はありませんでしたが)でした。中学卒業以来20年近く会ったことはなかったのですが、ある日、芸大図書館へ文献調査に行った帰りに上野公園を歩いていたら、後ろから名前を呼ばれました。藤沢さんでした。芸大を出て、漆工芸作家になったというのです。木地から蒔絵、象眼などの仕上げまで一貫して独りで作る、と言っていました。

それ以来、個展開催の度に案内状を頂き、何回か見に行きました。棗や手箱、ペン皿やスプーンなど、ゆるやかな曲線を活かしたデザインと、モダンで典雅な文様がすてきです。使われる色も、豪華さと清楚さがほどよく同居しています。

ネット美術館のURLはhttp://urushi.work 早速開けてみました。制作工程など、一部工事中のコーナーもあるようですが、3~6ヶ月に1度、更新する予定とのこと。作品一覧のコーナーでは、たっぷりした時間を優美な造形に閉じ込めた、漆工芸品のいろいろを楽しむことができます。