新緑の街

眼科の定期検診に出かけました。2時間半ほどで検査も診察も済み、何もわるくなっていないとのことでしたが、眼に光り物が出るのは血流のせいだと言われ、新しい心配が増えました。眼科の隣りは耳鼻科ですが、往きのEVで小さな男の子と出会い、人なつこいので何気ない言葉を交わしたら、帰りのEVでまた乗り合わせ、気づかずにいた私をつつきました。母親の方はやや警戒していましたが、無邪気な笑顔に心が和みました。

給水公苑を抜けて帰ることにしました。躑躅の花と楓の若葉が美しい。今年は2週間季節が速いようです。大輪の薔薇は未だでしたが、木香薔薇は真っ盛り。白いワイシャツ姿のサラリーマンたちが、昼食を摂ったり昼寝したりしていました。私もワイシャツ1枚だったのですが、汗をかく位の日差しです。途中、三河稲荷の境内にある欅の若葉があまりに美しいので、お賽銭を上げてお参りし、未だ入ったことのない小さな蕎麦屋で、冷やし狐を食べて帰りました。

帰宅しても、瞳孔が回復するまで何もできません。文字を読まないと何事も始まらない生活をしているんだなあと、改めて気づき、定期検診は真面目に受けようと決心しました。