賀正

あけましておめでとうございます。

 昨年はいろいろのことがあった一年でした。去って行った人もあり、一方では温め直した旧交もありました。

1月からブログ「中世文学漫歩」を始めました。3月、論集『明日へ翔ぶ―人文社会学の新視点』第4巻(風間書房)の出版記念会で、奨学生の方々と歓談しました。5月に長野へ林檎の花を見に行き、6月、親の遺品と家を処分しました。父が私淑していた濱田庄司の作品など数十点は、益子参考館に寄贈しました。今年7月まで展示されます。

私自身は講演3回、論文3本を出し、多くの方々のご協力を得て『ともに読む古典』(笠間書院)を上梓しました。今年から後期高齢者になり、体力の変化に伴って生活習慣を見直すことにします。未だしばらくはペースを落としながら走るつもりですが、何かと義理を欠くようになるかもしれません。よろしくお願いいたします。

平成30年元旦

                  快晴の東京にて   mamedlit