歯医者さんから褒められる

口腔ケアで歯医者へ行きました。口の辛い歯科衛生士に叱りつけられながら3年、次々に注文がつき、一時はどうなるかと(歯だけ生き残ってもしょうがないよなあ、と思ったり)心配しましたが、ようやくこの頃、歯磨きは一部を除きOK、良質の歯茎なので出血しないね、と言われるようになりました。歯ブラシを1日に3種類使い分けています。4種類の時もありました。当時、歯医者さんからはなかなか褒められませんね、というCMがあり、大いに共感していたら、どこからクレームがついたのか改訂され、今は打ち切られたようです。

帰りに本屋へ入り、クリスマスカードとカズオ・イシグロの短編集を買いました。ついでに、軍記物語を題材とした浮世絵を多く描いている月岡芳年の評伝(平松洋 角川新書)を買おうとしたのですが、表紙があまりに猟奇的で(有名な絵ですが)、カウンターへ出すのに気が引けました。西郷本がそろそろ出回っています。

外は冷たい雨、もう真っ暗になっていました。歯医者へ行った日はなぜか歯が痛くなり、口の中は大騒ぎ。寝た子を起こすとはこの事だ、と頬を押さえながら帰りました。