濱田友緒作陶展

益子焼の濱田友緒さんの作陶展を見に行きました。伝統的な柿釉の重量感のある膚にモダンな赤や白の指打掛が明るく能動的です。藍鉄塩釉の若さと渋さの折り合った落ち着きも新鮮で、思わずマグカップを1つ買ってしまいました。濱田友緒さんは濱田庄司の孫に当たり、今回は50歳記念の催しとのことです。

益子も東北大震災の被害を受けたそうですが、却ってその復興をばねとして、登り窯を40年ぶりに焼成、新しいプロジェクトが始動したとのこと。展示会場には濱田ファンが続々訪れていました。14日(土)14:00からはギャラリートークがあります。

第9回濱田友緒作陶展  10/11(水)~17日(火)10:30~19:30  

 日本橋三越本館6階(最終日は17:00まで)

 

久しぶりに三越へ来たので、いろいろ買い物をしました。おしゃれなウェストポーチや4E靴などの老人グッズです。お客も老人が多いが、店員も高齢とみえて話し声が大きい。外界とは別の時間が流れているようでした。さすが三越、と思ったのはお釣りがすべて新札で来ることです。アパレルを見る前に持ち金が無くなりました。最後に書籍売り場へ寄って、カズオ・イシグロの本を何か買おうとしましたが、版元切れで1冊もないとのこと。苦笑いして、来年の手帳を買って帰りました。