区が主宰するステージ・エコという催しがある日なので、未使用食器を持参して小さな石鹸を貰って来ました。区役所の地下階は不用生活用品を持ち寄ったフリーマーケットでごった返していました。出品は衣料品が多いようで、育ち盛りの子どものいる家は助かるでしょう。怪我して以降人混みは怖いので諦め、久しぶりに大手スーパーとユニクロへ廻って買い物をしました。
衣料品はもうすっかり秋色、ヒートテックの下着が売り場の目玉のようでした。野菜売り場でいつものようにしゃれた西洋野菜を買おうとしたのですが、棚には刻み野菜がずらりと並んでいて、葉物の値が上がっているからなのか、それともこのスーパーを利用するような若夫婦の生活が変化しているのか、戸惑いました。
ここのお総菜はなぜか眼に汚く見え、買う気になりません。どの品にも胡麻だの人参だの、いわゆる健康にいいと言われるものをやたらにぶち込んであるからです。そこで、わざと人参サラダを買うことにしました。食材にも適正な居場所というものがある。
ほかには出雲の竹輪、京都の瓜漬け、長野のセロリ漬け、ベルギーのドライトマト、フランスのチーズなど、献立に「もう一品」加えられる食品を買って帰りました。１０日ばかり、ささやかな夜の楽しみになりそうです。
