31年目の女子会

31年前に卒業させたゼミ生が、丸の内で昼食会をやってくれました。非常勤で行っていた女子大で専任教員が内地留学し、その肩代わりとして教えたゼミです。専任は厳しいクリスチャンだったので、酒やわるい遊びを教えないように、ときつく釘を差されて引き受けたのですが、初顔合わせの会場へ行ったら、紅白のワインが用意されていたのでした。

彼女たちにとっては初体験のスパルタゼミだったらしい。半年経ったらあの突っ込みが快感になってきた、と洩らした評判が耳に入ってきた時は苦笑しました。

久しぶりなので、3時間半、子供を自立させるまでの苦労話、アルバイト先やボランティアで見聞きした話題などで盛り上がりました。それぞれにかしこく、冷静に人生の局面を乗り切ってきた話で、安心して聞くことが出来ました。

場所はキッテの上階。蒸し暑い一日でしたが、東京駅周辺は人の流れが絶えず、賑わっていました。店の料理もこぎれいに、美味しく出来ていたのですが、給仕する女性の派手なネールアートにはどん引きしました。