燕子花図屏風

根津美術館で恒例の尾形光琳「燕子花(かきつばた)図屏風」展示を観て来ました。いつもより混んでいましたが、「行楽を楽しむ器ー堤重と重箱」の展示や「初夏の茶の湯」の展示も楽しめました。後者に出ていた独楽香合(17世紀、東南アジア)と片口水指(16~17世紀、ヴェトナム)が素敵で、断捨離実施中の身であることも忘れ、欲しいなあと思ってしまいました。5月14日まで。

池の燕子花は今年は開花が遅れているそうで、庭園には新緑に眩しい日差しが輝いていました。同年の友人と共にカフェでショートケーキを注文して(若者連れの時はもっと大人のケーキを選ぶのですが)、仕事の打ち合わせを兼ねて老後生活の話をして帰りました。若葉の美しい赤坂御所や豊川稲荷の脇をバスで通り、赤坂見附の駅へ降りようとしたら、未だ学生気分が抜けないのか、あちこちに道をふさいでお喋りしている新入社員の群れがいました。