お知らせ

メルアド変更

明日1月16日には、マンションが光回線に変更する工事を行うので、終日インターネットが繋げなくなります。メールを拝見するのは夜以降になりますので、お急ぎの御用は固定電話でお願いします。 ブログ更新は、明日1日休みます。 2月1日からはプロバイ…

明日へ翔ぶ6

『明日へ翔ぶー人文社会学の新視点ー 6』風間書房 2023/3/19刊 目次 モクソン版『テニスン詩集』におけるロセッティの挿絵について ………………淺野文香… 中澤弘光の「四季四部作」に関する一考察―主題と図像表現の解釈を中心にー ……………………長嶺勝磨… 「背徳の子…

川越便り・一人静篇

川越の友人に、フタリシズカは花穂の形が違うのではないか、と問い合わせたところ、これがヒトリシズカだ、と写メールが返ってきました。 ヒトリシズカ この時季は次々に花芽が出るようで、矢継早に花便りが来ます。 イカリソウとヒメリュウキンカ 錨草は私…

暫く休みます

PCが不調です。ファンの故障らしいのですが、修理を申し込んだら、その場では出来ない、部品によっては2週間以上かかり、代金が振り込まれてから端末を返却する、とのこと。ブログは暫くお休みします。再開しましたら、引き続きよろしくお願いします。 mame…

2022年度奨学基金

公益信託松尾金藏記念奨学基金 (2022年度)の募集が始まりました。詳細は三菱UFJ信託銀行 のHPに掲載されており、募集要項や応募書類の様式はそちらで御覧下さい。MUFG と公益信託のキーワードでも検索できます。 https://www.tr.mufg.jp/shisan/koueki…

源平盛衰記の伝本

拙稿「源平盛衰記の伝本を見直す」(「国語と国文学」6月号)が出ました。要旨は以下の通りです。掲載誌についてのお問い合わせは、明治書院03-5292-0117まで。 源平盛衰記の本文研究は、より古い、中世に遡れる本文を追究する目的と、読者にテキストとし…

明翔会研究報告会

明翔会第3回研究報告会(オンライン) 令和3(2021)年3月20日(土)13:00~15:00 21日(日)13:00~16:00 Zoomオンラインミーティング(報告は各25分、入れ替え時に5~10分休憩) 明翔会のサイトに報告要旨が載ってい…

2021年度奨学基金

公益信託松尾金藏記念奨学基金(2021年度)の募集が始まりました。大学推薦ですので、この4月から文系の大学院に入学する予定で応募を希望する方は、所属予定の大学院事務室へお問い合わせ下さい。書類の提出先や締め切り日は、大学ごとに設定されてい…

軍記物語講座完結

軍記物語講座第2巻『無常の鐘声』が出ました。刊行順では本巻が最後ですが、シリーズ本来の構成は以下の通りです。 1『武者の世が始まる』 将門記・陸奥話記・後三年記・保元物語・平治物語・承久記 2『無常の鐘声』 平家物語 3『平和の世は来るか』 太平…

覚一本本文異同小考

軍記物語講座第2巻『無常の鐘声』(花鳥社)が7月30日に発売されます。平家物語の論文14本と、「源平盛衰記国内地名索引」を収載しました。 現在の平家物語研究には、表現論が不足している、と思っています。例えば、こんな問題も考えてみてはどうか、…

『乱世を語りつぐ』出ました

軍記物語講座第4巻『乱世を語りつぐ』(花鳥社)が出ました。内容は本ブログのお知らせカテゴリーにも出してありますが、花鳥社の公式サイトに詳しい目次が載っています。しおりには木下華子さんが「遁世者と乱世」、田中草大さんが「真名本の範囲」と題し…

平家物語市民講座

COVID19のため、両講座とも日程変更の可能性があります。詳細は各HPをご覧下さい。 4月から、伊藤悦子講師による平家物語の新しい講座が開講するはずでしたが、コロナ感染予防のため、延期されていました。まもなく開始される予定です。伊藤さんは立正大学…

『明日へ翔ぶ』第5集

公益信託 松尾金藏記念奨学基金編『明日へ翔ぶ ―人文社会学の新視点― 5』 が3月19日に刊行されます。お問い合わせは03-3291-5729風間書房まで。 序 『明日へ翔ぶ』発刊を祝う・・・・・・・・・・・・・・・高山英勝『三國志演義』託李評の位相……………………………

東国から王城へ

軍記物語講座第1巻『武者の世が始まる』(花鳥社)が出ました。中世の軍記文学の魁といわれる『将門記』『陸奥話記』『後三年記』、『保元物語』『平治物語』、そして武士政権優位が確実になった承久の乱を描く『承久記』を論じる15本の論文と、軍記物語…

2020年度人文系大学院生奨学金

公益信託松尾金藏記念奨学基金(2020年度)の募集が始まりました。大学推薦ですので、この4月から文系の大学院に入学する予定で応募を希望する方は、所属先の大学院事務室へお問い合わせ下さい。書類の提出先や締め切り日は、大学ごとに設定されていま…

源平盛衰記の出版と流布

研究集会「源平盛衰記の出版と流布」 来聴歓迎 日時 2020年2月23日(日)11:00~17:00(受付開始10:45)会 場 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー25階会議室B ※同所で源平盛衰記に関連する資料(個人蔵)の展観を行います。 無刊記整版源平…

第3回明翔会研究報告会

明翔会(公益信託松尾金藏記念奨学基金同窓会) 第3回研究報告会 2020年3月14日に予定されていた研究報告会は、今般のCOVID2019の感染拡大防止のため、2021年3月20,21日、オンライン開催に変更されました。 プログラム: 1 〈ボルデスホル…

屏風絵でたどる 平家物語・第2回

屏風絵でたどる 平家物語への旅-絵から読み解く文学の世界 講師 伊藤 悦子 『平家物語』を描いた屏風の中でも、一の谷合戦と屋島合戦を一対とした「源平合戦図屏風」(屏風絵では、この2つの合戦を対として扱うことが多かった)は、とりわけ人気が高かった…

軍記物語講座刊行開始

軍記物語講座(全4巻 花鳥社)刊行開始 第1回配本は『平和の世は来るかー太平記』です。14本の論文と「『太平記』西源院本・天正本・流布本記事対照表」を収めました。まえがき(小秋元段)には、ここ20年の研究史を踏まえて、各論考の要点が抽出されてい…

巴御前は史上の人物か

ドコモTVに伊藤悦子さんと本郷和人さんが出演します。 伊藤さんは『木曽義仲に出会う旅』(新典社)の著者。源平合戦の人物にまつわる伝承や遺跡に詳しい。本ブログに月1回、「源平の人々に出会う旅」を連載しています。本郷さんはおなじみ、源平時代の日本…

平家語りの展開と継承

「芸能史研究」226号 特集・〈平家語り〉の展開と継承 奥付:2019/7発行(実際は10月4日刊)。問い合わせ先:芸能史研究会 『平家物語』諸本の展開と〈平家語り〉 松尾葦江 中世前期における盲人の芸能 辻浩和 貞成親王と平家語り 鈴木孝庸 近代…

平家物語の「作者」

勉誠出版『古典文学の常識を疑うⅡ』が出ました。日本古典文学の諸学説の帰趨を知ることのできる工具書を意図して(同書「はじめに」より)、2017年5月に出た同題の書の続編です。「縦・横・斜めから書き換える文学史」という副題を持ち、57の項目を立…

和歌文学研究

「和歌文学研究」118号 2019/06/10発行 和歌文学会 鴨長明の旅と和歌 辻勝美 物語中和歌の増減と表現の異同―狭衣物語を中心にー 豊島秀範 『平家物語』の表現―叙事に泣くということー 松尾葦江 元永元年十月二日内大臣忠通歌合考 ー「両判」と…

屏風絵でたどる平家物語

屏風絵でたどる 平家物語への旅 ―絵から読み解く文学の世界 講師 伊藤 悦子 https://www.asahiculture.jp/course/tachikawa/3407fbeb-d7a9-8abd-bdcc-5d04a6b8362d 源平合戦を一枚の大きな絵で眺めて見ませんか? 『平家物語』を描いた屏風の中でも、一の谷…

保元物語平治物語

軍記物語講座第1巻『武士の世が始まる』には、保元物語・平治物語に関する論考も収載されますが、それに関連して昨冬開いた座談会の記録が、出版予告も兼ねて、花鳥社の公式サイトで公開されました。 https://kachosha.com/gunki2019051001/ 講師は早川厚一…

2019年度文系大学院奨学金

公益信託松尾金藏記念奨学基金(2019年度)の公募が始まりました。大学推薦ですので、この4月から文系の大学院に入学する予定で応募を希望する方は、所属先の大学院事務室へお問い合わせ下さい。書類の提出先や締め切り日は、大学ごとに設定されていま…

平家物語作者とは

松田浩・上原作和・佐谷真木人・佐伯孝弘編 『古典文学の常識を疑うⅡー縦・横・斜めから書きかえる文学史』 勉誠出版 (A5判 2019/9 ¥2800+税) 第三部 中世文学 京極派和歌の独自性(阿尾あすか)・平家物語の典拠としての早歌(岡田三津子)…

無常の鐘声

軍記物語講座第2巻『無常の鐘声―平家物語』 松尾葦江編 花鳥社より2020年7月30日刊行予定 まえがき 佐倉由泰 平家物語の軌跡 松尾葦江 『平家物語』古態論と延慶本 佐伯真一 延慶本平家物語の伝来と流布―現存本遡及の試みー 久保勇 平家切から分かる…

乱世を語りつぐ

軍記物語講座第4巻『乱世を語りつぐ』((曽我物語・義経記・室町軍記) 松尾葦江編 2020年5月 花鳥社刊 まえがき 山上登志美 室町という時代 坂井孝一 『曽我物語』真名本の女性たち ―〝女語り〟の物語は女性をいかに語ったか- 小井土守敏 『曾我物語…

軍記物語講座

軍記物語講座 刊行の辞 振り返れば軍記文学研究叢書(汲古書院)が刊行されてから、そろそろ20年が経とうとしています。この間に軍記物語研究も大きく変化し、新たな視野がひらけたと共に、研究対象が拡散し、文学本来の課題は見えにくくなってしまった、…