2019-08-28から1日間の記事一覧

私的太平記研究史・拾遺

後醍醐天皇は元弘の変に敗れ、元弘2(1332)年隠岐へ流されました。あくまで天皇としての装束を脱がず、出家を拒んで日課を続けたと『太平記』にはあります。翌春、天皇は小さな商人船に乗って脱出し、名和湊に上陸、地元の名和長年一族の掩護を得て追…